なげる〜んレッスン日記 全てのベースボールプレイヤーに新提案!イマトーメソッドスローイングマスター「なげる〜ん」。

野球を通して子ども達を育成する③

~加点法と減点法による指導~

子ども達を指導する立場になった時、
どんな指導をすればいいんだと悩むのではないでしょうか。
その基準になるのは今まで受けた指導ではないでしょうか。
いいも悪いも・・・。

指導を受けている時は、納得いかないな~っと思っていた指導法(内容)であっても
大人になると同じ指導をしているのではないでしょうか。


様々な指導法があるかと思いますが、その元になる考え方として
「加点法の指導」と「減点法の指導」があります。

指導対象者の習熟度の出発点が0点(加点法)と100点(減点法)ということです。
例えば、指導対象者が中学2年生だとした場合、
加点法は、中学2年生としての0点でスタートします。
減点法は、中学2年生としての100点でスタートします。

加点法の場合、0点でスタートしますから指導対象者を見た場合、
「あれは出来ている。これも出来ている。でも、ここがまだ出来ていない。」
という感覚になります。
減点法の場合、100点でスタートしますから指導対象者を見た場合、
「あれは出来ていない。これも出来ていない。でも、ここは出来ている。」
という感覚になります。

加点法であれば、もっとこうすると成長するぞ!力がつくぞ!
という発想になります。
一方、減点法になるともっとこうしないと成長できないぞ!力がつかないぞ!
という発想になるかと思います。

指導対象者(以下、Aくん)の総合評価点が40点(合格点60点)だったとします。
加点法は、「40点もある」となるが、減点法は「40点しかない」になります。
その40点であったAくんの評価が50点に上がった場合、
加点法は10点も上がった!減点法はまだ10点足らない!
になるわけです。

指導する側が、子ども達の習熟度に応じて、加点法による指導を指導の原点としているのか、減点法による指導を指導の原点としているのかで発する言葉も変わるし、受ける子ども達の感覚も変わるのではないでしょうか?

野球を通して子ども達を育成する②

~コーチングとティーチングの違い~

コーチングとは、質問をすることで相手から答えを引き出し、
自発的に動く動機付けをすること。
また、ティーチングとは、
指示・アドバイスをすることで相手に答えを与え、
その通りに動かすこととされています。

教育が国を富ますと言われるわけですが、
その原点にあるものは暴力で物事を解決するのではなく
知識や教養を身につけて、
自らで考え自ら行動を起こすことができる人材を輩出することが出来れば
世の中は良くなるのではないでしょうか?
 
つまり、「社会的自立」を子ども達に導くことこそが
教育の究極の目的ではなかろうかと考えるわけです。

そのためにもティーチングとコーチングのバランスは、
叶うなら3:7、もしくは2:8が理想ではないかと思っています。
 
子ども達は、必ず失敗をすることでしょう。
でも、自ら考えて自ら失敗したのであれば
意味のある、次に繋がる失敗ではないでしょうか?

野球でもただ闇雲に打って凡打をするよりは、
状況に応じて意図したバッティングの結果、失敗(ヒットではない)したとしても
それは、ヒットに限りなく近い凡打になるのではないでしょうか?

指導者は、子ども達を我慢強く、粘り強く見守ることではないでしょうか?

野球を通して子ども達を育成する①

~コーチングの目的と目標を考える~

日本にベースボール(野球)が伝わったのが、
明治5年とも6年とも言われています。

日本では、クラブチームとしてというよりは、
学生野球として広まっていったので
どちらかというと「教育の一環」
という意味合いが大きいと思います。
 
 
その影響もありピラミッド方式のクラブチームという形の社会体育よりは、
部活動などの学校体育が主流です。

日本では甲子園球場という聖地で行われる高校野球が盛んであり、
高校生の場合は特に、ほぼ学校体育と言っていいと思います。

そう言った点からも子ども達を「育成する」ということを考えた場合、
目的と目標を明確にして、
ティーチングよりはコーチングを心掛けることこそが最も大切ではないでしょうか?
 

目的は、ひと言で言えば人格形成。
目標は全国優勝。
望む人材は、「社会で求められる人材」。
人(社会)の役に立つ人材であり、
リーダーとして活躍できる人材であってほしいと思っています。